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明治8年創業、札幌すすきのにたたずむ北海道の寿しの老舗「東寿し」(右写真)。 2007年4月26日より行われていた2階店舗の全面改装が終了し、6月1日にめでたくリニューアルオープンとなった。 これほどまでの大きなリニューアルは、現在の店舗になってからは初めてとのこと。 一体、どのように生まれ変わったのか、その全貌を探るため、入り口の暖簾をくぐり、挨拶もそこそこに2階へ向かうことに。 |
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【江戸前の長屋の路地】をイメージ2階に足を踏み入れると、リニューアル前とは全く異なった空間に生まれ変わっていた。 右手に目を向けると、カウンター席。 左手にはリニューアル前には無かった掘りごたつ席や個室へと続く長い廊下が奥まで伸びている。 1階店舗とは全く雰囲気が違う、少し明るさを落とした照明が落ち着いた時間を約束してくれるかのようだ。 |
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今回のリニューアルに関しては、昨年の秋頃から構想を練っていたとのこと。お客様から、「掘りごたつ席があったらいいのに」とか「もっとプライベートで使える空間が欲しい」との要望がいくつか寄せられたことから、【お客様が望むお店】・【来店頂いたお客様が心から寛げるお店】を目指し、2階店舗を全面改装するに至った。 【江戸前の長屋の路地】をイメージしたという今回のリニューアル。 そのイメージどおり、“どこか懐かしい、優しい空気”が流れている。 |
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親しみやすさと優しさに満ちたカウンター席カウンター席は、リニューアル前にテーブル席のあった場所に移動。 さらに、カウンターを直線型からL字型に変え、プライベートでも使える、10席のみの空間として生まれ変わった(左写真)。 入り口には引き戸が設けられ、ここを閉めることで完全なるプライベートスペースが誕生する。 カウンターがL字型になったことで、板前さんとの距離がより近くなり、お客さん同士の会話も自然と生まれそうな印象を受けた。 「実は、気軽に入れる雰囲気の小さなカウンター席が前から欲しかったんです。戸を開けると職人さんが一人いて、威勢良く“いらっしゃい!”と言ってくれるような。より親しみやすい空間とでも言うんですかね。このカウンター席はお客様の、というよりは私の要望の方が強いですね。」と、富永社長。確かに小さな空間ではあるが、全く窮屈な感じを受けないのは、色使いや照明の優しさにあるように思われる。 奥の扉を開けるとテレビが現れ(右写真)、板前さんと一緒にリアルタイムの映像を見ながら会話を楽しめそうだ。 何だか長居してしまいそうな予感がする。 ちなみに、テレビの下にさりげなく置かれている素敵な酒器は、今は亡き、富永社長のお母様のものである。 こちらのカウンター席は、午後5時からの営業。 ただし、予約をすればランチに使うことも可能。 貸切にして、時間を贅沢に使ってみるのはいかがだろうか。 |
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寛ぎ度満点の掘りごたつ席と個室和の情緒漂う長屋風の戸(右下写真)を開けると、そこには明るい雰囲気に包まれた掘りごたつ席(左写真)が。 以前、カウンター席や小上がりがあった場所に設けられた掘りごたつ席は、長屋をイメージしたという言葉どおり、まるで 自分の家に居るかのように寛げる雰囲気だ。足が伸ばせるので、お子様やご年輩の方もゆったりと利用できるのではないだろうか。 小グループでの利用はもちろん、仕切りを全て外すと最大40名まで収容できるこのスペース。 大型液晶テレビが備え付けられており、パソコンも繋げられる環境になっているので、会議等にも利用可能だ。 立派な看板(左写真)も取り付けられていた。 |
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その掘りごたつ席の廊下を挟んだ向かい側には、個室(右写真)が1室設けられている。よりアットホームな雰囲気で食事を楽しみたいという方にオススメだ。 最大4名までのこのスペースは、しっとりとした落ち着きがあり、掘りごたつ席とはまた違う安らぎが得られる。 この空間だけは、他とは違うゆっくりとした時の刻み方をするのではないかと思うほどだ。 今回のリニューアルで、新たに設けられた掘りごたつ席と個室。 有意義な時間を過ごせる素敵な空間として、その存在感をしっかりと主張していた。 他に、化粧室という呼称の方が相応しいのではないかと思うほどのウォシュレット付きのトイレや、喫煙コーナーも設けられていた。 新しくなった2階店舗で、気の合う仲間とワイワイ食事や宴を楽しみたいものである。 |
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新しくなったのは店舗だけではない。 寿しメニューには、かわいらしい『お子さま寿しセット(840円、右写真上)』、和食メニューには豪快な『道産子焼(2,310円、右写真中)』と、新鮮野菜たっぷりの『緑彩サラダ(735円、右写真下)』が加わった。
また、デザートは『ブルーベリーミニパフェ(525円、左写真左上)』や『冷しぜんざい(525円、左写真右上)』、『ソフトクリーム(バニラ・黒胡麻・抹茶 各368円、左写真左下)』、夏限定の『メロンムース(420円、左写真右下)』など、女性だけではなく、男性の心をもくすぐる充実っぷり。 「お寿しをお腹いっぱい食べた後だけど、デザートは別腹!」と、簡単に思わせてしまうほどの魅力を放っている。 寿し、和食、デザートに加わった新たなメニュー。 リニューアルしたばかりの2階店舗でゆっくりと味わってみてはいかがだろうか。 見た目はすっかり変わってしまった感があるが、温かみ溢れる雰囲気はそのままの今回のリニューアル。 そして、新しさの中にも明治8年の創業から続く豪快かつ繊細な技が込められた新メニューの数々。 東寿しは、【お客様が望むお店】・【来店頂いたお客様が心から寛げるお店】を目指し、確実に前進を遂げたようだ。 伝統を守りつつ、新しいことにどんどんチャレンジし、進化を遂げていく東寿し。 次はどんな前進を試みるのか、これからも東寿しからは目が離せそうにない。 |
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| リポート:北海道グルメタウンネット 飛田 弥生 |