札幌ユーハイム白石店バウムクーヘン工房ご紹介 | ||||||||
何と!あのバウムクーヘンを店頭で実演販売されているということで取材をさせて頂きました。 「いらしゃいませ!」と、あたたく出迎えて頂いたのは、工房でバウムクーヘンを焼いている蛯子敏幸さんとお店の方々(右下写真)。 店内には美味しそうなケーキやバウムクーヘン、そして北海道限定商品がズラリと並んでいました。 早速、工房の中に案内されることに! |
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工房は、店内左手のガラス張りで仕切られたスペースにあり、一連の作業が見えるようになっています。 先ほど作られたばかりの生地が今日焼き上げるのに必要な分を用意。 |
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ここでチョッとこの生地をご説明致しましょう。 ユーハイムさんでは、【別立て法】といって、卵を黄身と白身に分け、卵黄・バター・小麦粉・砂糖を攪拌したものに、泡立てた卵白を加え、膨張剤や乳化剤といった添加物を使用していない生地なのです。 |
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焼き上げる作業に入る前に生地を巻く為の芯棒に紙を巻き付ける準備作業から始まります。 のりの代わりに卵白をのりしろに塗り、巻き付けます。 棒の左右両端はしっかりと紐で結び付けます。 |
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左写真がバウムクーヘンを焼き上げる巨大な釜。 釜内の幅だけでも1m以上はある。 中の大きなドラムの周りに取り付けられた芯棒が自転しながら一緒に回転して焼き上げる画期的なマシン! 温度は300℃と強力なガスバーナーが備え付けられています。 その為、釜の目の前は熱風で50度以上もあるのです。 「コレは大変な作業だ!」と、私ども取材スタッフ全員ビックリ仰天! まるでサウナに入っているような暑さである。 |
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常に生地をたし続け、同じ工程を約18回、手を休めること無く50度以上もある釜の前で蛯子さんは焼き続けること1時間! |
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汗だくの中、直径17.3cm長さ70cm重さ6.5kgの巨大なバウムクーヘン3本が焼き上がりました。 しかし、これで全ての工程が終わった訳ではありません。 一晩、常温で寝かせた後、今度はチョコレートを塗る作業が残っています。 本当に大変な作業です。 私達取材スタッフも釜から離れていたのですが、汗だくになったほど!室内の温度は50度でした。 このあと、残り6本を焼き終えたのは午後4時から始めて夜7時半迄かかったそうです。 蛯子さん!お疲れ様でした。 最終工程の作業は、明日取材させて頂くことになりました。 その模様は、次のページをご覧下さい。 |
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