おたる政寿司料理教室

平成14年2月24日取材

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おたる政寿司本店
小樽市花園1丁目1番1号
TEL(0134)23-0011

ご挨拶する高塚統括常務

去る2月24日、おたる政寿司本店(小樽市)にて第8回おたる政寿司料理教室が行われました。
昨年と同様に、お客様をお誘いしたところ21名の方々が参加されました。
今回は、小樽市内21名の方々が参加された本店の模様をお伝え致します。

「日頃、おたる政寿司をご愛好頂き誠にありがとうございます。今年も昨年と同様、料理教室を開催させて頂きます。今年は、少し工夫を凝らして皆様に楽しんで頂きたいと思っております。さて今回は、ゴッコ汁、細巻き、旬の握りをお教え致します。」と、高塚統括常務よりお客様にご挨拶され、なごやかな雰囲気で始まりました。


政寿司料理教室に参加されたお客様

今回の主役「ゴッコ」

真剣に説明を聞くお客様
〜ゴッコ〜
ダンゴウオ科の海水魚で、第一背びれがないことで他種から容易に識別できます。
体はフグににて球形でぶよぶよしていて、お腹に吸盤がついています。
12月から翌年2月にかけて、産卵のため深海から浅瀬に来たところを刺し網で漁獲します。
肉質はアンコウに似て、味噌汁、醤油汁、鍋料理などに使われます。
今回は、醤油汁に挑戦して頂きます。


ゴッコの下ろし方と卵(写真左)
下ろし方の指導を
してもらうお客様

〜ゴッコの下ろし方〜

  1. 下ごしらえ
    はじめに熱湯をかけた後、表面のぬめりを水で流しながら丁寧にとります。
    (熱湯をかけるとフグのように丸く膨らみます)
    メスの場合は、お腹を割いて卵を取り出します。
  2. 下ろし方
    先に口先の固いところ、吸盤、尾を包丁で落とます。
    骨は全て軟骨なので、食べやすい大きさにぶつ切りにします。
  3. 煮る
    鍋にだし汁をとり、身と卵をいれ、アクを取りながら約1時間煮ます。
  4. 盛り付け
    身に火が通ったら豆腐と長ネギを入れ、お椀に盛った後で寒のりを入れます。
    ※鍋に卵を一緒に入れると、とろみが出て一層美味しく召し上がれます。

メスのゴッコ下ろしに挑戦するお客様
ゴッコ汁

西岡店長の実演を見た後、実際にゴッコを下ろしてみる。
参加者の中には、お手本通りに上手に出来ない方もチラホラ・・・。
特に身がブヨブヨしているので、うまく包丁で切る事ができず苦戦していらっしゃいました。

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