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2003年3月6日、北海道最大級の商業施設「JRタワー」がグランドオープン!
その中になんと!飲食店21店舗もある「札幌ステラプレイス/センター」6階に北海道で生まれ、全国区の人気を得た「らーめんむつみ屋」の創始者 竹 麓輔氏のお店「竹麓輔商店」が、めでたくオープン。
1年前、東京渋谷にオープンして以来、カップラーメンにもなった超人気ラーメンがここ、札幌でも味わえるということで、早速この日、取材させていただく事になりました。
「帰って来た竹 麓輔」という題目で、一杯のラーメンで大成功を収め、今も尚、事業を拡大されているラーメン界の巨匠にお話を伺うことになりました。
竹麓輔氏直撃インタビュー

竹 麓輔氏
Q: おかえりなさいませ。
また、札幌店オープンおめでとうございます。
1996年、北海道月形町から「らーめんむつみ屋」というお店を始められて、今では全国、全世界に数多くの店舗(現在100店舗)がありますが、何故ここ札幌に「竹麓輔商店」をオープンされたのですか?
また、「らーめんむつみ屋」との違うところを教えて下さい。
A: お蔭様で月形本店から始まったむつみ屋を含め、今回の出店が記念すべく100店舗目になったからです。
どうしても100店舗目には、故郷である北海道に出店したかったという思いがあったからだと思います。
今回、私の名前自身のお店ともあって気合は入ってますよ。
むつみ屋では当別町にあるスープ工場で作られたスープを全国に送っていて、どこのむつみ屋で食べても同じ味で食べられるのが最大の特徴ですが、竹麓輔商店では、お店でスープを作っております。
基本的には東京渋谷店と同じですが、みそラーメンはメニューにありません。
やはり札幌ではみそラーメン無くしてラーメン店ではないこと、今回は麺・スープ全てむつみ屋のみそラーメンとは全く違うオリジナルです。
ですから、今後全国各地に「竹麓輔商店」を出店する際、そのご当地ラーメンが存在するということです。
Q: 竹麓輔商店では、どのようなラーメンを目指しているですか?
A: 私のラーメンは、常に進化しております。
いつも同じ味ではなく、「もっと美味しく、お客様に満足していただける。」そういうラーメンを今でも目指しています。
Q: 東京で1号店をオープンされた後、何故札幌に2号店として出店しようと思われたのですか?
A: 丁度、むつみ屋も合わせて今回が100店目ということもあったんですが、東京や九州に居ると、「今北海道は元気がない!」という声をよく耳にします。
北海道人として悔しいじゃないですか!丁度そのとき出店のお話を頂き、札幌に竹麓輔商店の2号店をオープンさせようと決意しました。
生意気かも知れませんが、少しでも「北海道の活性化に役立つことができるのなら」と、いう思いです。
ですから中途半端な気持ちは全くなく真剣勝負するつもりですよ。
Q: ラーメンについてお伺いします。
北海道のラーメンは、極太ちぢれ麺が当たり前になっておりますが、竹麓輔商店の塩・醤油らーめんは、極細ストレート麺ですね。
東京では、極細ストレート麺というのは人気があるのですか?
また、その選んだ理由は?
A: 全国には沢山のラーメン店があり、麺についてもその店で工夫されていると思いますが、竹麓輔商店の塩・醤油については、スープによく馴染むんです。
もちろん、いろんな麺で試してみました。
しかし、極細麺が一番合うんです。
Q: 今後、店舗を増やすご予定はありますか?
A: 勿論あります!
Q: 最近、どのラーメン番組、雑誌等を見てもランキングが主流となっていますが、どう思われますか?
A: そうですね〜。かなりTV番組には出演させて頂いておりますが、ランキング自体の選出方法にも若干の問題は確かにあります。
TVの視聴率にも結構関係しておりますね。
でも私の知る限りでは1位に選ばれたお店が必ずしや一番ということではありませんよ。
TVにも出演できなかったお店でも旨いラーメンを作っているお店も沢山あるということです。
TVなどマスメディアをお客さんが来てもらえるきっかけにすれば良いのです。
後は「味で勝負!」本当に美味しければお客様も増え、大繁盛する訳ですから。
Q: 最後になりますが、北海道のラーメンファンの方々にメッセージを!
A: 私の基本は、スープをきちんと作ることです。
東京をはじめ、全国で揉まれてきた姿を皆さんに見て頂きたいですし、その中で生まれた新しいラーメンを味わってほしいと思います。
店長の篠原 靖さんに意気込みを聞く
Q: 竹さんとの出会いのきっかけは?
サテラプライス店
店長 篠原 靖氏
A: 私は、札幌のラーメン屋で仕事をしておりました。
社長とは、むつみ屋がオープンする以前からお付き合いをさせて頂いておりました。
むつみ屋が東京に進出した頃、「東京はすごいぞ!東京に出てきて揉まれてみないか!」と、声をかけられたのが始まりです。
その後、九州まで飛ばされるとは思いもしませんでしたが・・・(笑)
Q: 札幌店の店長に抜擢されて今のお気持ちは?
A: 責任重大ですよね!しかし、私もこれからは、若手をどんどん育てていかなければならない立場にありますので、札幌から道内に竹麓輔商店を増やしていけるよう初心に戻って頑張らないと!と、いう気持ちでいっぱいです。
「頑張りますよ!」
Q: 北海道の皆様にメッセージを頂けますか?
A: 東京という大都会で修行してきました。
まだまだ、未熟なところもありますが、お客様の声に耳を傾けながら頑張って参りますので、是非、竹麓輔商店のラーメンを食べにいらして下さい。
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北海道グルメタウンネット