◆日時:2003年921日(日)
◆会場:札幌プリンスホテル
 「国際館 パミール」3F

蝦夷前寿司 食べ放題!
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◆会場
フードランド北海道2003 SUSHI!美味求真のつどい』の会場となる札幌プリンスホテル「国際館 パミール」。
開演は午後5時からではあるが、50人の寿司職人達が1時から早々と仕込みに入るということを聞き、我々北海道グルメタウンネットスタッフも早めにお邪魔することになった。
◆仕込み
会場となる3階に来ると、もう既に寿司職人達が準備に取り掛かっている。
次々と運ばれてくる新鮮な寿司ネタ群。
包丁を持った職人は、各テーブルで仕込みに余念がない。
今回の食材は、全て北海道産ということでお米は道産米の「ほしのゆめ」300kgがしゃりとして使用 (ホクレン農業協同組合連合会)された。
もちろん、寿司ネタも道内近海で捕れる旬の魚介類だ。
大とろ・中とろ・ウニ・アワビ・ホッキ・ホタテ・ボタンエビ・ヒラメ・サーモン・イカ・イクラ、どれも高級ネタばかり!
食べ放題ともあり、500人分以上を用意するとなると、一人25個は食べることを目論んで計算するとなんと!12,500個を握らなければならない。
50人の職人で一斉に握る訳だが、一人250個を握る計算となる!
とてつもない数字だ。
開宴前にはテーブル席上に500枚のお皿が設置され、ネタの違うお寿司が6個乗っていなければならない。
要するに最初に握りを合計3,000個用意しなければならないということである。
大量のネタが一気に顔を出す。
修羅場と化す会場内には威勢の良い掛け声と共にどんどんお寿司が握られて行く。
間に合うのか?
少々心配気味に見つめる各鮨店主達(右写真:東寿しおたる政寿司すすきの店日本橋握なか一大和家)。
中には、弟子職人の包丁さばきを見守る大将の真剣な眼差しや職人達に握る個数やネタの種類を指示をする姿も見られ、気合の入った仕込み作業だ。
◆握る
3時までに500皿を握り終えなければならないが、やはりそこは道産子寿司職人!
早い早い!
余裕も見えてきたのか?笑みを浮かべる店主達(左写真:鮨の福長すし屋のやまだ・金寿司・たる善)。
「ちゃんと間に合いました。」と、お皿をもって最高のネタと最高の寿司職人によって握られれたお寿司を見せるすし善社長(左下写真)。
お好み握りも食べ放題で行う為、お客様に沢山食べて頂けるよう、いつもよりシャリは小さく握られた。
◆札幌鮨研究会
握り寿司は準備満タン!後はお客様を待つだけ!お好み寿司は任せて下さい!
「ヤルゾ〜!オッー!」と気合充分で記念撮影。
下の写真は、会場内に掲げられた札幌鮨研究会の皆様と今回のイベントにご協力して頂いたスポンサーの方々です。
あなたの知っているお寿司屋さんはありますか?
日々、日本の伝統文化である「すし」の技術と繁栄を願って活動されている寿司店です。

次のページは、開宴の模様をお伝えします。
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