平成13年度 第3回
おたる政寿司料理教室

平成13年5月27日取材

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おたる政寿司本店
小樽市花園1丁目1番1号
TEL(0134)23-0011

ご挨拶する高塚統括常務

去る5月27日、おたる政寿司本店(小樽市)とすすきの店(札幌)の2ヵ所で第3回おたる政寿司料理教室が行われました。
前回と同様に、お客様をお誘いしたところ両店合わせて34名の方々が参加されました。
今回は、小樽市内15名の方々が参加された本店の模様をお伝え致します。

「日頃、おたる政寿司をご愛好頂き誠にありがとうございます。今日は、お忙しい中ご参加を頂き重ねて御礼申し上げます。今回は、ご家庭にある和包丁の研ぎ方、アジのおろし方・姿つくり、寿司ネタの切り方、生ちらしの作り方、今が旬のウニ・ヒラメ・アジの握り方をお教え致します。」と、高塚統括常務よりお客様にご挨拶され、なごやかな雰囲気で始まりました。


寿司料理教室に参加されたお客様

研ぎ方を実演する西岡店長
真剣に説明を聞くお客様
〜ご家庭にある和包丁の研ぎ方を実演〜
  1. 研ぐ前に砥石を3時間ぐらい水につけておきます。
  2. 刃元から3分の2〜2分の1
    刃元近くの柄握り、親指で刃元をしっかり押さえて角度を固定し人指し指は、峰を押さえ親指に一番力が入るように研ぎます。
  3. 中ほどの刃
    包丁の刃は、丸みがあるので曲線をかくようにして刃元から刃先に研ぎます。
  4. 刃先
    右手は、刃の角度に合わせ、少し浮かせるような感じで持ちます。左手の人指し指と中指で力を入れて刃先まで研ぎます。

 



アジの下ろし方
盛り付けの指導を
してもらうお客様

〜アジの下ろし方・姿つくり〜

  1. 下ごしらえ
    背が高くなるように傾け、背側に残ったセイゴを尾の方から包丁を上下に動かして切りはずし、 ウロコを包丁の先でかき落します。
  2. 下ろし方
    尾の方から包丁をいれてヒレぎわや腹側を切り3枚に下ろします。
    頭の部分は切り落とさないで下さい。
  3. 姿つくり
    下ろしたアジを布巾で軽く押さえて皮をむき半分に切ってから食べやすい大きさにします。
  4. 盛り付け
    先ほど、下ろしておいたを頭と骨の部分を尾から頭に串をさして形を造ります。
    その上に食べやすい大きさに切ったアジを盛り付けます。

アジを下ろして姿つくりに挑戦するお客様
あじの姿つくり

西岡店長の実演を見た後、実際にアジを下ろしてみるとなかなかお手本通りに出来ない方やうまく出来た方等、様々でした。
特に盛り付け方に苦労され、中には間違えて頭を切り落としてしまいうまく出来ない方もいらっしゃいました。

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