平成14年度 第9回
おたる政寿司料理教室

平成14年3月31日取材

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おたる政寿司すすきの店
札幌市中央区南7条西3丁目
TEL(011)511-0440

去る3月31日、おたる政寿司すすきの店(札幌市)にて今年最初の第9回おたる政寿司料理教室が行われました。昨年と同様にお客様をお誘いしたところ、11名の方々が参加され、その模様をお伝え致します。

ご挨拶する中村副社長
お話を聞くお客様
「日頃、おたる政寿司をご愛好頂き誠にありがとうございます。今日は、お忙しい中ご参加を頂き重ねて御礼申し上げます。今回の料理教室は、ピクニックやお花見をする機会に合わせた茶巾(ちゃきん)すしと笹すし、そして旬のものを使った握り寿し、あじの姿つくりをお教え致します。」と、
中村副社長よりお客様にご挨拶され、なごやかな雰囲気で始まりました。
茶巾すし
茶巾すしを作っている様子
茶巾すし

錦糸玉子は、卵一割程度の片栗粉を水で溶き、隠し味として塩を少々加えます。
片栗粉を入れることにより、弾力のある美味しい錦糸玉子ができ上がります。

次にでき上がりをきれいにする為、良く温めた鍋に卵を薄く均等に伸ばし、片面のみ焼きます。
良く温めた鍋を使うことにより、焼きむらの無いきれいな錦糸玉子ができ上がります。

酢めしにのり、うなぎ、ごま、かんぴょう、しいたけを混ぜ合わせます。

予め焼き上げた錦糸玉子の上にピンポン球程度のシャリをのせます。

錦糸玉子の四隅を中央でまとめ、具を中央によせます。

具を逆手に持ちひとまとめにします。

具を包み込むように中ほどでかんぴょうを使い結びます。
強く結ばず抑えるように結ぶのがポイントです。
錦糸玉子を広げ仕上げにえび、グリーンピースを添えでき上がりです。。

 

笹すし
笹すし
笹すしを作っている様子

握りすしを笹の葉で包み込み、笹のさわやかな香りがする一品です。
また、笹の葉には殺菌工があり日持ちもする為、ピクニックやお花見などに最適です。

今回、笹すしの具となる握りは、サーモン、たい、えび、穴子を職人が用意しました。
良く水切りした笹を中央部から重ね合わせ、三角になるようにしていきます。
具を中央部に添え、両端を中央に包み込むように三角にしていきます。
笹の両端を重ね合わせた中央部より引き出し、形を整えてでき上がりです。
あじの姿つくり
口から箸を入れ左右のえらの部分に差し込みます。
箸をゆっくり回しながら内蔵を引き出します。
尾びれから刃を入れ背びれに沿うように割いていきます。
同様に刃を入れ3枚におろして行きます。
包丁の背で皮をはぎ身を糸づくり(細く)に切り込みます。
小菊を手でちぎり混ぜ合わせます。
爪楊枝を頭と尾の部分に差込み持ち上げます。
混ぜ合せた身を盛り付けてでき上がりです。
中村副社長の包丁裁き
どう?美味しそうでしょう!
中村副社長の実演を見た後、実際にあじを下ろしてみるとほとんどの方が上手にさばいており、仕上げもきれいに盛り付けられていました。


旬のにぎり
握り方を教わる様子
できました!
握りは、お客様のご要望が多いので昨年同様行っていきます。
今回は、旬の「さわら」「さより」「きす」「菜の花」を握って頂きました。
詳しい握り方の説明は、前回の模様をご覧下さい。
ほとんどの皆さんは、慣れていらっしゃるようで上手に握っておられました。
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