●平成14年度 第10回 おたる政寿司すし料理教室2ページ目:2002年6月23日取材
 
2.握り 夏いか・大助・ひらめ
さあ、次は握りです。
「もう何回もこの教室に通って頂いている方は、上手に握れるようになられたかと思いますが、初めて参加された方もいらっしゃるので実演致します。」と、西岡店長がお手本を・・・。
握り方の詳細はこちらをご覧下さい。
今日のネタは、今が旬の夏いか、大助(マスノスケと呼ばれる大きい鮭科の魚:羅臼産)、そして、ひらめです。
まず、握る前に氷水に手を付けて冷やします。
すると、シャリが手にくっ付き難くなります。
それが終わりましたら早速、握ってみましょう!
ひらめといかは、わさびを少し控えめにすると良いです。
大助は脂がよくのってますので、わさびはヒラメやイカの倍くらいが丁度良いです。
いかは切り目を入れた側が表になります。
シャリの上にネタを合わせたら、先にのりで巻いて握ると切り目が入っていてもバラけないで上手く握れます。
初めて握る方もいらっしゃったようで、各テーブルを回って指導する西岡店長と高岡常務。(左写真)
結構、皆さん上手に握れたようです。
おけに斜め45度に盛り付け、ガリを乗せて完成!
2.うにの柳川風
実は今日、料理教室が始まってすぐに下ごしらえ(アク抜き)をしておきました。(右写真)

【材料:1人前】
玉ねぎ30g・笹がきごぼう30g・、生卵1個・三つ葉少々・うに1/3折

【味付け】
正油1・味醂1・だし汁7・砂糖少々

この料理は、ご家庭でも簡単に作れますので是非お試し下さい。
作り方の手順は下の写真付きの実演をご参考にして下さい。
ちなみに今回のウニは地元積丹で獲れるムラサキウニを使用しました。
  1. 下ごしらえしておいたボールから水を捨てます。
  1. 平たい鍋にごぼうを先に敷いて玉ねぎを入れます。
  1. 味付をした汁を入れます。
 
  1. ふたをして、沸騰直前まで火にかけます。
  1. その間に卵を軽くといて、三つ葉と合わせます。
  1. 鍋が沸騰したら、ウニを乗せます。
 
  1. ふたを閉じ、そのまま2〜3分ほど火にかけます
  1. ウニが煮えたところで先ほど用意しておいた卵を鍋の周りから中心に向かってとじるようにかけます。
  1. 後は、火を止めてふたを閉じ、余熱で蒸し上げます。
 
今日の料理教室のメニューが全て出揃いました。
やはり、魚のさばき方が一番難しかったようですが、今回も皆さん大成功!
引き続いて自作の料理に舌鼓を打ちながら楽しい懇親会もおおいに盛り上がりました。
おたる政寿司では毎回、札幌すすきの店と小樽本店にて料理教室を開催致しております。
お問い合わせ、詳細はホームページにてご案内しています。
是非、ご覧の皆様も参加してみてはいかがですか?
【柳の舞お造り-1Page】 【旬の握り3種&うにの柳川風編-2Page】