●平成15年度 第14回 おたる政寿司すし料理教室1ページ目:2003年3月23日取材
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〜ホヤの仕込みと酢の物〜
皆さん、ホヤを生でご覧になったことがありますか?
左の写真は、ホヤです。
今回は、アカボヤというホヤを使って、酢の物を造ります。
〜ホヤについて〜
ホヤは、ホヤ貝に属する原索動物の総称。
単体の物は、球形又は卵型で皮の破嚢で覆われています。
各地の浅海の岩礁域に分布し、食用になるマボヤ・アカボヤなどのほかに、発光するヒカリボヤなどが知られています。
  1. ホヤを庖丁で縦に切れ目を入れます。
  1. ホヤの中にある海水は、捨てずにボール等の容器に入れます。
  1. ホヤの身を殻から取り出し、内臓の黒い部分を取り除きます。
  1. 先ほど捨てずにとっておいたホヤの中にある海水で身をきれいに洗います。
    ※水で洗い流すとホヤ独特の風味が落ちてしまいます。但し、ホヤ独特のクセがきつくて食べづらい方は、水で洗い流しても結構です。
  1. オレンジ色の身を約1cmの幅で切ります。
  1. できあがり!
    お召し上がりの時に、合わせ酢に浸けます。
    ※合わせ酢は、酢100ccにみりん100cc、砂糖50g、醤油25cc、だし汁200cc、生姜のしぼり汁少々を加えます。
皆さん、ホヤの仕込みは初体験!
「なんとも言えない感触だわぁ」と、ホヤの仕込みをしておられました。
お寿司の握り方〜
さあ、次はお馴染みお寿司を握ります。
今回のネタは、かんぱち、大助(おおすけ)、ホタテです。
お寿司を握るときは、手を氷水などで冷やします。(左写真)
手を冷たくすることで、シャリが手に付きにくくなります。
「もう何回もこの教室に通って頂いている方は、上手に握れるようになられたかと思いますが、初めて参加された方もいらっしゃるので実演致します。」と、西岡店長が実演。(右写真)

握り方の詳細はこちらをご覧下さい。
初めて参加された方も握るコツを教わって、上手に握っておられました。
自分で握ったお寿司を手に持って「ハイ!チーズ!」(右写真)
〜懇親会〜
皆さんお疲れ様でした。
料理教室終了後、参加者全員、自分で作ったホヤの酢の物や握り寿司、そしてオードブルを囲み、楽しく懇親会が行われました。
ホヤの酢の物を召し上がった皆さんは、「美味しい!」と、大好評でした。
初めて参加された方にちょっとお伺いしてみました。
「案内のおハガキを頂いて庖丁について教えて下さるとのことだったので参加しました。庖丁については、とても勉強になりました。握り寿司は初めて体験しましたが、やはり難しかったです。でも楽しかったですよ。」と、感想をおっしゃっておられました。
最後に全員で記念撮影!

おたる政寿司では毎回、札幌すすきの店と小樽本店にて料理教室を開催致しております。
お問い合わせ、詳細はホームページにてご案内しています。
是非、ご覧の皆様も参加してみてはいかがですか?


リポート:北海道グルメタウンネット
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