選手宣誓後、早速、初級の部から実技が始まります。
実技内容は、笹切りと巻物。
材料は、笹4枚・マグロ・玉子・干ぴょう・ほうれん草・椎茸・キュウリ・桜でんぶ・しょうが・白ゴマ・黒ゴマ・青海苔・海苔を使い、制限時間18分の間に作り上げます。

選手の作業を真剣に
審査する審査員
競技開始前、先輩にアドバイスをしてもらいながら材料を入念にチェックする選手達(左写真)。
この時点から審査は、始まっております。
「始め!」の合図で、競技開始。
最初に笹切りから始めます。
初めて参加する選手はもちろん、何度も技術大会に参加経験のある選手でも緊張のあまり手が振るえて、思うように笹を切れない様子も伺えました。
しかし、さすがそこは職人、落ち着きを取り戻し、的確に下ごしらえに入ります。
笹切りの後は、太巻きを作ります。
選手達は、制限時間が過ぎても諦めずに自分の作品を最後までやりとげる様子がとても印象的でした。


初級の部全ての作品が、ズラリ並べられました。
中には、高さの違う巻物や海苔にシャリが付いたまま等、厳しいチェックが待っております。
審査は、作品だけに限らず、最後の後片付けも評価されます。
後程、閉会式に受賞者の発表がされます。
【開会式の模様】 【巻物】 【早握り・刺身】 【江戸前握り】 【閉会式の模様】