全ての実技が終了し、一端昼食及び休憩を挟み、13:40より「高砂ホール」にて閉会式が行われました。
審査発表の前に今回審査員としてご来店頂いた北海道鮨商生活衛生同業組合理事長の今井氏と同業者である寿司和食 しかまの色摩社長様のお二方に総評を頂きました。

今井氏:「今日は、大変お疲れ様でした。普段の実力は発揮できましたか?良い食材をいかに切盛りして上手に使うかが料理の生命が決まります。明日から職場に戻って『どう切盛りするか』を意識しながら日頃の仕事に発揮できるよう頑張って下さい。」と、総評を頂戴致しました。


寿司和食 しかま
色摩 社長
色摩社長:「筆記試験の結果もご拝見させて頂きましたが、小樽の寿司職人に恥じないような良い成績で驚かされました。私も同じ小樽の寿司職人として改めて勉強させられたことを感謝致します。これからも接客業務はもちろんのこと、日本の文化である寿司職人として共に頑張りましょう。」と、同業者の立場からの総評を頂戴致しました。


中村副社長(左写真)より審査の発表が行われました。
「今大会では、初級の部3名、中級・上級の部から3名が受賞されます。
惜しくも近差で受賞を逃した方も何人かおられましたが大変良い成績で終われた事を嬉しく思っております。それでは、審査発表致します。呼ばれた選手は。前に出て来て下さい。」
受賞項目は、初級の部総合、金・銀・銅賞の3名。
中級・上級の部総合、金・銀・銅賞の3名。
さらに早握り部門優勝、刺身部門優勝、江戸前握り優勝
初級の部総合

本店 中村 浩之

本店 山田 憂哉

すすきの店 松本 昌範
早握り部門優勝
運河店 松谷 宗弘
刺身部門優勝
本店 西岡 秀美
江戸握り部門優勝
本店 西岡 秀美
中・上級の部総合

本店 西岡 秀美

運河店 松谷 宗弘

すすきの店 北畠 元

本店勤務の西岡さんは、去る11月17日に行われた「第6回北海道すし技術コンクール」にて北海道知事賞及び最優秀賞に選ばれ、来年2月に東京で行われる全国大会に出場する事となりました。
良い成績を修められるよう頑張って下さい。

政寿司会会長
大石商会社長
受賞式の後、大会長である中村社長より「大会を重ねていくにつれて技術を磨くという雰囲気が出てきた。世界中から寿司を食べたいという人達が小樽に集まって来ています。『政寿司に来てよかった』と、思われるように益々技術を磨いて下さい。」と、挨拶。
最後に政寿司会会長であられる大石商会社長より「とても感動しました。もっともっと腕を上げてください。誇りを持って技術向上を目指して頑張って下さい。」と、ご挨拶をなされ大会の幕を閉じました。
【開会式の模様】 【巻物】 【早握り・刺身】 【江戸前握り】 【閉会式の模様】