●平成14年度 第13回 おたる政寿司すし料理教室2ページ目:2002年12月2日取材
 
●おせち伊達巻の作り方
伊達巻の作り方は、中村副社長よりプロの技を披露して頂きました。
すり鉢にすり身(白身魚)100g、エビ50g(100gのうちの半分)、塩0.5g、砂糖35gを入れて、すり身に光沢が出るまで、よ〜くすります。
材料と分量
玉子 5個 0.5g
すり身 100g 36cc
エビ 100g みりん 54cc
砂糖 35g 薄口醤油  9cc
光沢が出るか、出ないかによって仕上がりが全く変わります。
すり鉢が無い場合は、フードミキサーをお使い下さい。
玉子5個を「1個入れて混ぜる!1個入れて混ぜる!」というように、1個ずつ玉子を入れて良く混ぜ合わせます。
最後に、残りのエビを加えて軽く混ぜ、酒36cc、みりん54cc、薄口醤油9ccを入れて更に混ぜます。
卵焼き専用の四角いフライパンにサラダ油を入れてよく温めます。
フライパンの油を捨てます。
お玉で2杯半(180cc)フライパンに流し入れ、170度に温めたオーブンレンジで18分焼きます。
焼き上がり後、鬼簀(おにす)で「の」の字に巻き輪ゴムで止めて冷まします。
冷めてから食べ易い大きさに切ってできあがり!
●お寿司の握り方(6貫)
さあ、次はお寿司を握ります。
「もう何回もこの教室に通って頂いている方は、上手に握れるようになられたかと思いますが、初めて参加された方もいらっしゃるので実演致します。」と、中村副社長がお手本を・・・。
握り方の詳細はこちらをご覧下さい。
今日のネタは、最初に皆さんが苦労して身を取り出して頂いたツブとサバ、まぐろです。
まず、握る前に氷水に手を付けて冷やします。
すると、シャリが手にくっ付き難くなります。
それが終わりましたら早速、握ってみましょう!
初めての方も常連の方もとても上手に握っておられました。
記念に「はい!チーズ!」。
参加者全員で自分達が作ったお刺身や旬の握りの他に伊達巻、栗きんとん、合鴨ロース、大助西京焼き、丹波黒豆、鳥の八幡巻、たこの柔らか煮、菜のはな西京漬等のオードブル(右写真)で御食事をしながら今回の料理教室を振り返る等、楽しく懇親会が行われました。

初めて参加された
狩野さん親子
今回、初めて参加された狩野さんに感想をお伺いしたところ「先日、茶巾すしの作り方について、インターネットで検索していたところ偶然政寿司のホームページに辿り着き、今年3月に行われた料理教室の茶巾すしの作り方を見ました。こんなに詳しく教えて頂けるのであれば是非参加したい!と思い、親子で参加させて頂きました。初めてお寿司も握りましたし、伊達巻の作り方も分かり易くて大変勉強になりました。今年のおせち料理は、手作りで楽しみたいと思います。」と、話しておられました。
最後に全員で記念撮影!
2月〜12月まで全6回にわたり行ってきました今年度の料理教室も皆様のおかげで大好評をもち、無事終了することができました。

中村副社長

来年も思考を凝らした料理教室を考えております。
ご覧の皆様も是非、ご参加頂きますようにお願い致します。

皆様、良いお年をお迎え下さいませ。

【ツブとサバの仕込み】 【おせち伊達巻の作り方と旬の握りの実習】