●平成15年度 第18回 おたる政寿司すし料理教室2ページ目:2003年11月30日取材
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◆つぶのお造り
続いては、古崎店長にバトンタッチして、つぶの仕込み(貝から身を取り出す)からお造りの作り方を勉強します。
詳しい身の取り出し方は前回の模様をご覧下さい。

「メウチを使う時はくれぐれも怪我をしないよう注意して下さい。」と、注意点を話され、古崎店長が実演!
それでは、皆さんにも身の取り出しを実戦して頂きましょう。
皆さん、馴れないメウチを使ったつぶの穴あけに悪戦苦闘しておられました。
なかなか穴が開かない硬いつぶの殻に、メウチを両手で持って殻を叩く方や、手をかなづちのようにして叩く方など様々。
中にはメウチの先端が自分の手の方向に向いていて、古崎料理長が慌てて「それはダメダメ!」と、丁寧に指導されていた方も・・・。
「つぶのお造りには使いませんが、キモ(下写真中央)をすり潰し、わさび醤油で和えると美味しいです。これは岩内の漁師さん達が日頃、お酒のさかなとして召し上がっている珍味です。」と、中村副社長より貴重なお話を頂きました。
常連の寺田さんと西岡さんが早速挑戦されておりました。
皆さん悪戦苦闘しながらもなんとか完成!

はい!チーズ!
◆おせちレシピ
合鴨ロース たこの柔らか煮 丹波黒豆
実習も無事終わり、最後におせち料理のレシピ紹介です。
説明は料理長の菊池さんが担当。
栗きんとん・合鴨ロース・大助西京焼き・丹波黒豆・鳥の八幡焼・たこの柔らか煮・菜のはな西京漬の作り方について教えて頂きました。
皆さんメモを取りながら質問されるなど、真剣に聞いておられました。
◆懇親会
料理教室終了後、自分で作った太巻き、旬の握り、つぶのお造りの他に、伊達巻玉子、合鴨ロース、たこの柔らか煮、丹波黒豆、栗きんとんなど、お正月料理らしいオードブルを囲み、懇親会が始まりました。
中村副社長より「今年最後の料理教室も無事に終わる事ができました。また来年から新たな気持ちで料理教室を続けて行きたいと思います。乾杯の音頭を毎回ご参加されている後藤さんにお願いします。」と挨拶され、常連の後藤さんより「いつも料理教室は楽しみに参加させて頂いています。1月に仙台に転勤することになり、私にとって最後の料理教室となりましたが、良い想い出がまたひとつできました。有難うございます。それでは皆さん乾杯!」と音頭をとられ、楽しく懇親会が行われました。
初参加の小斎さん親子 初参加の対島さん
常連の西岡さん 常連の寺田さん 常連の後藤さん
今回、初めて参加された小斎さん親子と、対島さんに感想をお伺いしました。
なんと!小斎さんのお母さんは虻田町から来られたとの事です。
「つぶの仕込みがとても難しかったです。地元では新鮮な魚介類が沢山ありますので、今日教えて頂いた事を家に帰ったら早速実戦してみたいと思います。とても勉強になりました。」と、話されておりました。
対島さんは、「握りや太巻きは、普段料理することが無いのでとても難しかったです。今までスーパーで、お惣菜として買っていましたが、今度は手作りで挑戦してみたいと思っています。それと、政寿司さんからお借りした包丁の切れ味に感動しました。」と、話されておりました。
常連の方々にも感想を伺ってみました。
つぶのキモ和えに挑戦した西岡さんと寺田さんは、「毎回とても楽しく参加させて頂いています。つぶをキモのわさび醤油和えに付けて食べると、とっても美味しかったです。是非皆さんもやってみて下さい。」と、楽しそうに話されておりました。
最後に、来年仙台に転勤される後藤さんにも感想を伺いました。
「料理教室に参加させて頂き、沢山の知識と、そして沢山の人達と出会う事ができました。今回で最後となり、とても淋しく思っております。北海道に来た時は、必ず政寿司さんに寄らせて頂きます。」と、話されておりました。
最後に全員で記念撮影!
おたる政寿司では月に一度、札幌すすきの店と小樽本店にて料理教室を同時開催致しております。
お問い合わせ、詳細はホームページにてご案内しています。
是非、ご覧の皆様も参加されてみてはいかがですか?
リポート:北海道グルメタウンネット
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